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サンシャイン2057

地球を救うために宇宙に旅たつ映画といえば「アルマゲドン」があるが、どうもハリウッド映画というのは「人類のためなら人は宇宙に出て死んでも良い」と考えているらしい。
ハリウッド映画の文法は「勧善懲悪」が基本で、どんな艱難辛苦があろうが正義の味方は最後に勝つ。
だが、それは地上での話であって、宇宙空間ではたとえ日本人(真田広之)であろうとも、地球を守る人間は救われないようだ。

という通奏曲が流れる以上、この映画は徹頭徹尾暗い映画である。死にかけている太陽以外、明るいものは何もなく、宇宙船「イカロス」の乗組員がいかに地球や仲間を守るために死んでいったかをきちんと描いている。

カメラはスローな動きが多く、その影響で宇宙空間の静かさを醸し出している。テンポとしてはキューブリックの「2001年宇宙の旅」並みである(そういえばこの映画でも宇宙船がしゃべるなあ)。スピーディな展開ももちろんあるが、全体的にゆっくりめで理解に苦しむシーンやストーリーの飛躍もないため観やすい映画に仕上がっている。

「イカロス」って太陽に近づきすぎて死んだってギリシャ神話にあったなあ。そのまんまだなあ。


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