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スキャナー・ダークリー

フィリップ・K・ディックの「暗黒のスキャナー」が原作。

フィリップ・K・ディックって映画界では神聖な扱いを受けていると思っていた。

「ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティ・リポート」。どれもメガヒットした映画だし、それを見込んで多額の制作費を使って作られた映画だ。ディックが原作である以上、失敗してはならないし原作を貶めてもならない。原作が良いインスピレーションを監督や役者に与えるので良い映画ができるのだし、原作の先進性にやっと時代が追いついたり、映像化が不可と言われた原作が、最近の映像技術によって可能になり、観る人を原作に駆り立てたりするのではないだろうか。

で、このスキャナー・ダークリーですが、デジタルペインティングはいけませんね。ディックの幻覚的世界を表現したつもでしょうが、これはいただけません。こうするぐらいならアニメでやってください。どうして実写にしなかったのでしょう。というかですね、原作に忠実に映画化すればいいというものではないわけでしょう?キアヌ・リーブスを実写で見たかったという気も確かにありますが、映画としてこれほど退屈でなんの仕掛けがないのはまずいんじゃないでしょうか。いや、映画として凝った仕掛けがあるのですよと言われるかもしれませんが、デジタルペインティングでは、役者の表情や陰影がわからないわけだし、身振り手振りの細かさなんかも省略されてしまうわけでしょう?

というわけで全部見る事ができなかった。

ディックの原作ということで期待したけど残念でした。

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