« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月

ダイ・ハード4.0

原題は「 LIVE FREE OR DIE HARD」。

「ダイ・ハード4」ではなく「ダイ・ハード4.0」。今回から初めて小数点以下がタイトルに付いた。

「Web2.0」あたりから小数点以下「0」を付けるのが流行りなのだろうか。

たぶん、次の「5」では「5.0」にはしないと思う。

今回のハッカーによるサイバーテロがテーマなので、ハイテックな印象を出すために「4.0」としたのではないだろうか。

「普通は死ぬだろうが!」という突っ込みを入れながら見る映画。1から3も見ているし、どれもとてもおもしろいのだが、時が経つとどんな映画だったか忘れてしまう。不思議なシリーズだ。

似ている(?)アクション映画で「007カジノ・ロワイヤル」があるが、あれは見終わったあと「よし、おれも明日からジェームス・ボンドになろう」という気になるが、こちらはそんな気にちっともならない。マクレーンは、スパイダーマンのピーター・パーカー、スーパーマンのクラーク・ケントなんかと比べて超人過ぎるヒーローだ。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

デジャヴ

「よくわからない」というコメントが多い映画だが、無理にわかろうとしなければ、とてもおもしろい映画だ。

この映画では、

 監視装置によって記録された過去を映像で見ることができる。
 監視装置がとらえたデータを、人間が見ることができるようにコンピュータが映像化する。そのコンピュータの作業が4日と6時間かかる。
 つまり4日と6時間前に何が起こっていたのか、モニターで見る事ができる。
 監視装置が捉えるデータは、膨大なので、映像化された過去は、早送りしたり巻き戻したりすることができない。ただし、録画は可能。

以上が基本。

ところが、時空のねじれが生じているらしく、「今、ここにある」(例えば)メモ用紙を過去に送り込むことができる。
これを利用して、人間(デンゼル・ワシントン)が過去に出向き、起こるべくフェリー爆破事件を回避させる。

過去は修正することができ、修正の結果が現在なのだ、という前提を理解する必要がある。というのも、この映画のおもしろさは「マイノリティリポート」のように「未来」を予測・予知する、というのではなく、「過去」に何が起こっていたのかをすべて記録でき、それを修正することができる、という点にあると思う。「マイノリティリポート」も未来予知によって事件を回避するわけだが、同じ結果を「過去」を使って得るというところが(ちょっと理屈に無理がありそうだが)新鮮である。

こうしたSF的なテーマの舞台がニューヨークとかボストンではなく、ルイジアナであるところが渋い。フェリーが爆発するのはミシシッピー川(トム・ソーヤの冒険!)。近未来を扱う映画にはほの白い、黒く青っぽい光が必ず使われるが、この映画ではセピア色がふんだんに使われる。うーん、渋い。トニー・スコットはまた名画を1つ世に出した。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

スパイダーマン3

DVDを借りたらいつもパソコン(MacBook)で見ている。夜のシーンがパソコンの液晶ではよく見えない。

で、近所の電気屋さんに行ったら、この映画をシアターコーナーでブルーレイを使い46インチのフルスペックハイビジョンに写していた。これなら何が起きているのかりょう然だ。

やはり映画はコントラストの高い大画面で観なければ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アイランド

この映画をB級映画と呼ぶ人がいる。

B級にしては傑作である。

マイケル・ベイは、失敗作がない映画監督として、後世に伝えられるだろう。映画人として失敗作・駄作が無いと言われることは名誉なことなはずだ。たとえば、オードリー・ヘップバーン。彼女の出演作には駄作が無いと言われる。映画の視聴・選択がデータベースに大きく依存する現在、その名前が検索され、選択されることは、Googleが単なる検索エンジン会社としてとどまっていないように、大きな栄誉をもたらすはである。

B級映画とは何だろうか。ストーリーが飛躍がありすぎて現実的でないことだろうか。話があまりに単調な映画のことだろうか。駆け出しの俳優が出ている、予算の少ない映画だろうか。これといったヒット作を持たない監督が映画会社の予算消化のために撮った映画だろうか。崇高さがなく、世俗的で品位のない映画のことだろうか。

人間のクローンが「製品」として非人間的に扱われる運命であることを知った主人公が、そうしたビジネスを告発するために人間から逃走し、人間と格闘する。ストーリーはそれ以上でもそれ以下でもなく、またそれ以上を必要としない。あとは観客を飽きさせないVFXがふんだんに使われ、最後まで目を離させない。

映画とは視覚操作であり、映画をストーリーで判断してはならないと思う。いかに見たこともないものを見せ、最後まで観客を飽きさせないか。多少、ストーリーに無理があっても、現実的あり得ない展開であっても、飽きさせない工夫がある映画は傑作と呼ぶべきだと思う。

たとえば2005年の「キングコング」。3時間を超えるこの映画では、最初の1時間にキングコングは出てこない。恐竜が人間を追いかけるVFXが稚拙なシーンもあるし、いったいキングコングをニューヨークまでどうやって運んだんだ?といったような疑問を持たせるところもあるが、映画としは長さを感じさせない、質の高い娯楽作品に仕上がっている。高名な映画評論家が酷評しても、見た者が、飽きることなく、眠ることなく最後まで興奮できるのならそれは傑作と呼ばれるべきだ。

マイケル・ベイの「パールハーバー」「ザ・ロック」もさっそく観ることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »